データの同期・同時編集
このページでは、複数ユーザーが同じベクターやマップを扱うときの同期方法と、同時編集時の挙動を説明します。
基本の考え方#
Kumoy では、複数ユーザーが同じデータを表示したり編集したりできます。ただし、編集内容の競合を自動で調整する仕組みはありません。
できること/できないこと#
- 複数ユーザーが、同じベクターやマップを QGIS で同時に表示・編集できます。
- Kumoy には、編集内容を調整するための排他制御(ロック)はありません。
- 同じ地物を複数ユーザーが同時に編集すると、意図しない結果になることがあります。
Tip同時編集を行う場合は、編集対象をあらかじめ分けて作業すると安全です。
データの同期#
あるユーザーが QGIS でベクターを開いている状態で、別のユーザーが同じベクターを編集して保存しても、画面は自動更新されません。ほかのユーザーの変更を取り込むには、ベクターレイヤーを再同期します。
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対象のレイヤーを右クリックし、[データ同期する]をクリックします。
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同期が完了します。
競合したときの基本ルール#
Kumoy では、地物の変更を ID(例: Kumoy_id)ごとに管理しています。
- 基本的には、最後に保存された変更が反映されます。
- ただし、削除が先に保存された場合は削除が優先されます。
- 削除後に別のユーザーが同じ地物を編集して保存しても、その変更は反映されません。
1. 複数ユーザーが同じ地物を編集した場合(最後の保存が優先)#
- ユーザーAが
Kumoy_id = 1の地物のnameをabcに変更して保存します。 - その後、ユーザーBが同じ地物の
nameをabc123に変更して保存します。
最後に保存したユーザー B の変更が反映され、最終的に abc123 が保存されます。
2. 削除された地物を別のユーザーが編集した場合(削除が優先)#
- ユーザーAが
Kumoy_id = 1の地物を削除して保存します。 - その後、ユーザーBが同じ地物の
nameを変更して保存します。
Kumoy_id = 1 の地物は削除されたままになります。ユーザー A の削除が優先されるためです。

最終更新: 2026/04/23 07:04:43